総合学習サポート 開智学院

令和7年度県立入試の平均点が発表されました。 2026/6/13

茨城県立入試の平均点は以下の通り。( )内は昨年度

  • 国語 62.55点(55.62)
  • 社会 58.14点(53.8)
  • 数学 48.34点(56.09)
  • 理科 45.54点(52.19)
  • 英語 47.85点(42.63)
  • 合計 262.43点(260.33)

次に、各種データおよび当塾生徒からの聞き取りから算出した近隣高校の合格ラインは、
水海道一高 380点、
水海道二高普通科 260点、商業科 220点、家政科 200点、
下妻一高 360点、
下妻二高 260点、
伊奈高 230点、
守谷高 140点など
(※一般的に中学校の現場では、もっと高い数値が示される)

県立入試の場合、内申点との兼ね合いや、倍率にもよるのでこれら数値はあくまでも目安である。前回も触れたが倍率が1倍を切ったところはボーダーフリー状態なので、このような合格最低点は入試結果には関係がないことになる。 そうは言っても、入学後の勉強を考えた場合、その学科の平均的な学力から大幅に離れていると授業についていくのがかなり難しいと言わざるを得ない。かつて当塾卒業生でも、学力中堅以上の高校に合格はしたが、普段の授業についていけず途中退学した者、不登校になった者、成績が悪すぎて推薦もおぼつかない者など何人も見ている。

受験生および保護者の方には、上位高校合格ということにとらわれず、入学後の学習に耐えうる学力の育成を中学校時に養成しておくことが必要だということを理解いただきたい。特色入試で入る生徒も、安易に合格を狙うのではなく、高校は勉強をするところということを意識してから受験されることをお勧めしたい。また高校側も特色を部活動の人数集めの材料にしているかのようなところもあり、そのことが生徒にとって本当にいいことなのかを考えてほしいと願う。

※データ(オンライン塾比較データ、みんなの高校受験、受験ラボ予備校、高校入試ドットネット、スタディチューン、いばらき受験ナビ等)

 

茨城県立高校受験解説 2026/4/9

今春の公立高校入試について

まず、私立高校の無償化の影響が顕著にみられた。その結果公立志願者は減少し、昨年との比較では県立高校平均入試倍率が1.01から0.91に低下。県立学科の約61%が定員割れを起こしている。定員割れの場合、原則的に受験生は受験すれば合格するので、いわゆるボーダーラインがないに等しい状況になっている。学力低下が懸念される事態と言わざるを得ない。何点で合格するというのは倍率が出ている場合であり、そうでない場合は受けたら合格である。これに関しては、よく足切り点があって定員割れでも不合格にある場合があるという指摘が出るが、今年度の茨城県立高校入試において、定員割れが上記のように多数見受けられるものの、1倍以下で不合格になっているのは僅か6名で、全員が外国人特例選抜受験者である。

全国的にも公立の平均志願倍率が1倍を切ったのが33道府県にのぼるなど公立高校の地盤沈下が見て取れる。それに対して私立高校への志願者は全体的に増加している(学校ごとに差がみられる)。一般的に私立高校の単願・推薦入試は3科目型が多いので、今後私立単願受験者が増加した場合は社会、理科の受験勉強をしない生徒が増加するのは目に見えている。これもまた学力の低下を招く要因になると思われる。

常総市内の状況について

昨年比では公立高校受験者数が442名から356名に減少した一方、私立高校進学者数が89名から138名に増加している。特に近隣のつくば秀英、常総学院、土浦日大の3校への進学者数は昨年の28名から71名に大幅増加(数値はいずれも推定値)。
公立高校では水海道二への進学者が例年通り最大で93名、石下紫峰67名、守谷40名、下妻二28名などであった。倍率の高かった水海道一は29名受験18名合格と厳しい結果になった。
次年度以降も、TX沿線の生徒が通学できる地域の学校は全体的に倍率が高い一方で、それ以外の交通不便な高校は生徒募集が厳しく定員割れが常態化しているのが現状である。

受験生は、まず私立と公立に分けるというよりも、自身の学力や、将来的な進路を総合的に考慮して志望校を決め、自分に合った高校をしっかりと選ぶようにしたい。

 

 

 

 

 

 

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