指導にあたっての想い

塾長 豊島信一 私の35年に及ぶ指導歴の中で、学習効果の高い生徒と低い生徒の差が何に由来するかを考えてきました。もちろん個々に能力の差があるのはいうまでもありません。しかし一般の公立小・中学の学習内容は難易度が高くないので、どういったレベルの生徒であっても授業内容自体がわからないという生徒はほとんどいません。一般的に塾の授業では、学習単元の考え方、問題の解き方、問題演習と進み、授業終了後に行う確認テストも、できない生徒であっても7割以上の正答率を出せます。ただしその知識が本当に身についているかと問われるとかなりの差を認めるに至ります。その差を生む最大の要因は“集中力”にあると考えます。

 学習スキルアップの向上に欠かせない土台として、「集中力を身に着ける」ことが肝心です。そのためには、一つに「やり抜く力と折れない心」をトレーニングすることが必要です。取り組んだことを投げずに最後までやり抜くこと、失敗してもへこたれないでチャレンジしていけること、これらが生きていくうえでの力になることはいうまでもありません。学習を通してその力を養っていけたらと思います。

 次に、「自分を取り巻く社会と他者を思いやる感性を養うこと」が挙げられます。私は国語の授業では常々、長文問題は道徳だと思って問題を解くように指導しています。小説は、家族愛、友情など生徒にその大切さを理解させるべく問題ができています。評論は科学的な視点で人間を、そして社会を見つめ、よりよい社会を構成する社会人の養成という視点で問題ができています。

 成績を向上させる目的は、他者に勝つのではなく、どうやって他者と共存共栄できるかを知識として理解するためと解釈しなければいけません。自分一人のみが成功するということは世の中に存在しません。皆でいい社会を築きあげることが個人の幸福につながるのです。

 指導の基本は「心の持ち方」を正しい方向に向かわせることであると思います。教える側に高い倫理性が備わっていること、生徒が自ら学ぶ姿勢ができていることのこれら双方が相まって初めて高い学習効果が得られるであろうと断言いたします。

 

お問い合わせは 0297-23-4091

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